娘が子宮頸がんワクチンを接種して10年経ちました

娘から電話があった時の事です。

娘が子宮頸がん検査を受けたそうです。

もう、娘もそんなお年頃になったのかと思いました。

子宮頸がんワクチンを中学生の時に接種した娘

娘に「一応中学生の時、子宮頸がんワクチン打ってあるからね。

だから、打っていない人より、リスクは低いかもしれないよ。」

と言いました。

娘は、子宮頸がんワクチンを

中学生の時に打った事など忘れていたみたいです。

インフルエンザの予防接種も毎年受けていたので

覚えてないかもしれません。

 

「そうだったの~?知らなかったよ~。

でも、ありがとう!本当によかったよ!」

と思いがけない言葉が返ってきました。

 

あの頃、親の判断でワクチンを打つかどうか

論争になりました。

なにしろワクチンが出たばかりだったのです。

子宮頸がんワクチンを打つか打たないか?

副反応に不安を持つ保護者が多くいました。

打った人が、その後歩けなくなった

などの報告があったりしました。

打って良いのか打ってはいけないのか?

本当にわからない状態だったのです。

 

今はデータが随分出たでしょうけど・・・

本当に困ったものでした。

 

ちょっと、コロナワクチンの最初に似ていますね。

 

親が最終的判断を任せられるようなものでした。

「え~・・素人が決めるってどういうこと・??」と思いました。

 

政府としては100%安全はどんなワクチンもない訳で、

その後の保証などを考えると何かあった時

「選択肢がありましたよね。」

と言えるようにしたいのでしょう。

 

あの頃の子宮頸がんワクチンの存在は、

打って不自由にしてしまうかもしれない、という

とてつもない責任のバトンを親に渡すものでした

 

たまたま友人に看護師さんがいて

娘さんと同い年だったので相談をしました。

すると、そういう後遺症を訴える人は

本当に稀なので、

「打った方がその後の人生のプレゼントになるだろう」

という話になりました。

子宮頸がんワクチンを接種して10年経ちました

10年近く経って、今、

娘に「打ってくれていて、ありがとうと」言って貰えて

本当に良かったと思っています。

あの時、決断して良かったと思います。

 

しかし、稀にしかないと言われる後遺症で

苦しむ結果だったとしたら

言葉もありません。

 

打ってみないと分からないなんて・・・やめて欲しいものです。

 

今は、何もなかったことに感謝して、

その恩恵を娘自体も感謝して、

女性特有の疾患について意識して

体を大切にして貰えたらいいなと思います。

おわりに

全ての人が何事もなく

経過が良い物だったら良いのにと思います。

 

色々な体質の人もいるので本当に難しいです。

親は娘の将来に良いと思って選択したはずです。

それが結果的に、後遺症に悩んだりする

ということがあると言うならば、切なく悲しいことです。

 

そのような体験をしないように

全てのワクチンが完全な物になる研究をして貰いたいと思います。

 

 

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