ルージュの伝言を聴きながら娘を送り出しました

娘が家を出てアパート暮らしをスタートさせました。
本日は引っ越しでした。

一人暮らしのための引っ越しというのはあっという間なものでした。

30分で終了でした。
朝8:30~9:00でした。

小学校入学に購入した学習机を粗大ごみとして門まで運びだして貰い、明日回収されます。
寂しいとか、そう言いたくなるとどこまでも言えてしまうので、意識を門出というワードに向け続けました。

4人の祖父母からランドセルと学習机購入のお祝い金を頂き購入したものでした。
脚が棒になるほど探してやっと購入した机です。
良い物を与えたいという気持ちがあったのを思い出します。
ホルムアルデヒドが体に悪いと聞いて、使用されていない商品を探し歩いたのです。
今では当たり前でしょうけど、あの頃はちょうど知られ始めていた頃でなかなか無かったのです。
そして、小学校校門前の桜の木の下で、大きなランドセルを背負った笑顔の写真が浮かんできます。
振り返ればキリがありません。
振り返る日ではありません。出発の日なので明るい自分でいないといけません。

魔女の宅急便の旅立ちと重ねる

そう、そして、荷物を運び出している最中、リビングで一人、YouTubeで音楽をかけ続けていました。
その曲は魔女の宅急便のkikiが新しい街を探しに旅立ったあと、ラジオで聴く曲のルージュの伝言です。
小さなkikiが独り立ちするために空を飛んでいる時の曲です。
私は今の娘と重ねる事で「寂しい」という感情よりも「頑張れ」「健闘を祈る!」という気持ちで見送る事が出来ました。
娘は、私があげた黒猫のジジのぬいぐるみタイプのペンケースを今も愛してくれています。
引っ越しは断捨離のタイミングです。そこから残す組に入り、洗濯されて洗濯ばさみに挟まれて揺れているジジを見ました。
それを思い出して、さらにkikiと重なります。
引っ越し業者とやり取りしている姿に、実家を離れて頑張るオーラを感じました。

母と娘の関係でぶつかりつつも自分なりに頑張りました

娘と息子、同じように育てましたが、それぞれ感じ取り方の違いを感じました。

私と娘はぶつかり合う事も多かったと思います。
愛情が根底にあっても、圧しつけに感じられてしまったと思います。
愛するが故、心配するが故でした。

これはもう、母親でないと分からないと思います。
いえ、母親というよりも、私自身しか分からないと言いますか・・・。
同じお母さんはいないので、一緒にしてはいけませんね。
私の子育て体験でしかない世界です。
それでも私なりに頑張ったと思っています。
未熟なりに頑張った。
愛すべき自分に花束をあげたいくらいです。

全てを一人でこなして社会に出ていれば何かしら感じてくれると思っています。
荷物が残っているので整理しに来たりすると思いますが、その時はちょっと頑張ってお料理しようと思っています。
私の可愛いちょっと大きいkikiに幸あれ

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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