人生後半お金の使い方 ~夫のやりたいことを応援する~

定年退職成し遂げた夫には、自分のやりたいことを叶えてもらいたい

夫は、定年退職を2019年3月60才で迎え、その年から再雇用2年間を経て、2021年4月に新しい職場に就いています。そして63才の誕生日を迎えた事で年金受給対象者となりました。2022年4月に改定される在職老齢年金は給与と年金の合計が28万円から47万円になり良いスタートとなりました。

これからは人生後半、老後の貯えを残しつつ、自分たちのしたい事をして生きて行きたいと思っています。

今まで夫は身も心も家族に捧げていたと思っています。残りの人生は自分のやりたいことを叶える時間にして貰いたいのです。

そして家族という責任から解き放たれた部分をお金でも感じて貰いたいと思っています。

年金生活先輩方の年賀状報告にゴルフ三昧です!の文字に添えられている写真を思い出します。人生後半が来たら好きな事が自由にできるように応援をしよう。そう思っています。

65才以降も仕事を続けるという夫

夫は「65才以降も仕事を続けて行く。家にじっとしている生活はしたくない。」と言っています。

定年退職をした人のほとんどが仕事を65才までは続けると思います。年金をきっちり受給できるのは65才からです。

65才以降の働き方について色々な考え方があります。「もう十分に働いた」「もう雇われたくない」「また一から年下の下で出直しも嫌だ」

定年を迎えた直後で感じる人、65才過ぎて働く時に感じる人色々です。

年金だけでは生活できないからできるだけ働かないといけない、という人もいます。

長く社会に繋がって経済活動をしていたいから働く人もいると思います。

向いている仕事に恵まれている人は続けたいと考えるのは自然です。

十分な貯えがあれば当然65才以降も働くことは必要ないと思います。

豊かな老後資産を確立した人も多くいると思います。お金の心配もなくこれからは趣味三昧で楽しむという、絵に描いたような老後もあるはずです。

お金だけ稼ぎだす場所だったら必要ないのです。

夫の場合、65才以降も働く理由はお金だけの場ではないようでした。

コロナ在宅勤務でリタイア体験

多くの方もそうだと思いますが、夫は、コロナで在宅勤務を2年間たびたび経験したことで、疑似無職体験のような自宅時間を経験しました。勿論仕事もしますが、確認のメールに対しての判断業務がメインで自由でした。「リタイアをしてしまうとこんなに時間ができるのか。」「家にじっとしている生活を全く自分は望んでいない」という確信を持てたようでした。

そして「できるだけ長く社会の一員として必要とされる現役でいたい」という自分軸の確認ができたようでした。ある意味、コロナは仕事に就いているうちに夫に仕事をしない日常とはどんなものか体験させたことになりました。

「仕事をなるべく長くしたい。」と意欲的で前向きな意思を見せて貰うことは経済的にとても有難く感謝の想いしかありません。きっと私の事も考えてくれての事でもあると思います。

夫に対して、私ができる感謝は何か?

「仕事を続けても、人生を自由に楽しむ事も諦めない」ことを応援したいです。

具体的には口座に着目しました。

 

夫専用 自由口座(財布口座)

定年退職を迎える前までは月々使えるお金を決めて現金を渡していました。学費や老後の貯えの為、予算を立てて振り分けていたため申し訳ないけれど振り分けさせて貰っていました。

新しい職場になったのを機会に、夫専用の「自由口座」(財布口座)にまとまったお金を年に一度振り込む形にしてました。お財布に入りきれないので銀行をお財布にして貰うイメージです。

生活費、自動引き落としなど全てから切り離された完全プライベート口座です。

月単位ではなく、1年単位でお金を予算立ててまとめて渡してしまえば、夫のタイミングで好きなように好きなだけ使えるようになります。

個としての自由を尊重できる資産を遠慮なく使って貰いたい。

夫が好きな山登りするにも交通費、ウエア費、宿泊費、など色々かかります。目的地にもよりますが、それらは毎月のお小遣い制では賄いきれない大きな金額もあります。1年分まとめて自由なお金が振り込まれていたらどうでしょう。偏った支出も柔軟に計画できるのです。

私は夫に自由にしてあげたい気持ちがあるのに、働き続けてくれる選択をしてくれる夫に安堵している所があります。それがどこか申し訳ない、という思いがあります。

自由にしてあげたいと言っている私が、実は夫に責任を負わせる10才年下の妻なのではないか?と思えて心苦しかったのです。

 

人生後半のお金の使い方~夫のやりたいことを応援する~

65才からの仕事は、働く事で得た報酬が自分にちゃんと実感できるようにすることが大切だと思います。年金だけでは得られない豊かさを満喫できるのです。

「人生を楽しむ事も諦めない応援」

夫に自由に使えるお金を年に1度まとめてドンと専用口座に振り込んで、大きな金額も柔軟に計画できるようにサポートする提案でした。参考になったら幸いです。

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