石膏デッサンを40年振りにやって愕然としました。

デッサン教室に参加して来ました。

隣りの市にあるコミュニティー施設で、市を越えて参加できる芸術系の講座がいくつか毎月単発で開催されています。

私は、毎週通うカルチャーセンターみたいなものはどうしても行く気がしません。

でも先生に指導受ける事は貴重な事なので、有難い機会だと思い月に一回は参加すると決めています。

 

絵を描くことが好きな子供時代でした。

好きに描くのが大好きでした。

好きだったので得意になっていきました。

そういう方多いのではないでしょうか?

 

 

今回は、石膏デッサン講座でした 。

木炭で描くことも約40年ぶりということで 、

それも一回くらいの事ですから、ほぼ やってないことに 近い体験です。

描けない自分にショック

問題なくやれるとずうずうしく自信があったのです。

ところが、 全く上手描けないことに衝撃を受けました 。

こんなに測って描くことができないのか?!と ショックで、

今まで自分が好きなように自分の愛する絵を描いたりしていたのに

とんでもなく基礎ができないことに自信を失いました。

 

最近は、小さなコンパクトなスケッチブックに描いてきました。

それは、我が家の猫を描くのにすぐ動いてしまうので、描き終える時間を長く取れないからです。

今回、イーゼルを使う大きい用紙で描くとこんなに難しくなるのか実感しました 。

 

恥ずかしい程、本当に初心者として 私は悪戦苦闘しました。

自分のレベルの低さに愕然としました。

もう少し思う通りにできるかと思っていたのが恥ずかしい。

40年ぶりというよりも 、本当に初めて木炭デッサンでした。

何しろ、計測棒?初めて使いました。うまく使えないのです。

私の隣にいた方はこの参加者ではトップの実力の人で、

かなり経験のある人のようでした。

早く思い切ってどんどん描ける方でした。

描けないパニックが情けない

焦りました。 本当に焦ってきました 。

途中でやめちゃおうかと思いました !

私には向いていません!、と 投げ出したくなりました。

何ということなんでしょうね。

それで絵が描きたいなんて 笑っちゃいますよね 。

だけど スイスイ、 さらさら 木炭を滑らす音にドギマギしました。

手が震える思いでした。

私、うまく測れない、やれない・・あれあれ?そんなにできないの?いやだいやだ、とパニックです。

前回の色鉛筆デッサンでは褒めて頂き、「写真を撮らせて」と先生から声をかけてもらったのに。あれは何だったのだろう。

木炭デッサンの力強い明暗が出来ない、と格闘していると描いた線を手で擦ってしまい、線が消えてしまうのです。

こんなにいとも簡単に台無しになる画材・・、やり直し。やり直し。

遅れているのに〜・・とまた焦る。

10人くらいいたのに他の人の作品を見ることなくただ、狭い視野で自分の木炭紙と格闘していた感じでした。

勿体ない事しました。

しかし、私が一番残念な作品だった事は分かります。

皆さん黙って作業されていましたから。

私のようにカラカラ空回りしている様子がありませんでした。

さすがに途中で帰る事は踏み止まりましたが、逃げ出したい気分でした。

来月も石膏デッサン!?

それなのに、私は来月も同じ石膏デッサンの講座を申し込んでしまいました。

「必ず毎月何か絵の講座を受ける」と自分で決めているので、来月も石膏デッサンならそれを受けないと。

もちろん、そんなに急に2時間描いただけでレベルアップするわけないので、

またまた情けない気分になるに違いないです。

それでも指導を受けられるチャンスを失わないよう頑張ります!

小さな紙に描く事しかしていなかったし、この木炭の扱いなど苦手だらけですが、基本がデッサンなので、とにかくコツコツ黙々と機会を大切に重ねるつもりです。

私の次に心掛けた方が良い気が付いたこと

 

緻密に計測してから、明暗を捉えて、バンバン塗り込んでいく。

何しろもっと存在感を出すようにする。石膏という塊だと分かるように。

西洋画は光の明暗を大切にしている。

 

もう一度好きな事始めるために

プライドなんて捨ててしまえ!

描けないんです、教えてください、と素直にアドバイスを貰おう。

アドバイスは家の中で描いていたら貰えないのですから。

自分の作品についてアドバイスしてくれることなどないのです。

近所のおばちゃんはしてくれません!

逃げないで、

喜んで素直に受ければいいだけです。

いつか、額装して飾れる作品を作る為に頑張ります!

 

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