退職金を無傷に増やした一年間 ~退職金特別プラン~

夫は、60才で定年退職金を受け取りました

夫は、2019年に退職金を受け取りました。

定年退職金が銀行に振り込まれた時、振り込まれた金額を通帳に記帳して、本当に退職金を頂く年になったのだと実感しました。

感慨深いという感情でした。

無事に満額退職金を頂いたのだなぁ。と。

こんなに長い間、同じ会社で勤めることができた実績を見ると、尊敬しかありません。

世の中の「お父さん」って本当にみんな凄いと思いました。

当たり前と思えたサラリーマン生活はなんと献身的な愛だったか、尊かったかを改めて感じました。

一つの事を継続する力がある証明を自らしたのです。本当に素晴らしい事だと思うのです。

私には夫の積み上げた結晶はそのまま、そうっと壊したくない特別な宝石の結晶です。

退職金特別プランにチャレンジ

2019年の夫の実例です。最新情報は常にお確かめください。

今はゼロ金利の時代、大手銀行の普通預金の金利が0.001%です。

そんな中、「退職金特別プラン」という退職金を手にした人だけ1年限定の高金利定期預金プランが複数の銀行にあります。

「退職金特別プラン」は、どこの銀行も「3か月」の定期預金なので、次々3か月で銀行を移り、1年フルに活用する地味なチャレンジを計画しました。

 

利用前に、このプランの意図を理解する必要があります。

サラリーマンの虎の子退職金を銀行に入れて貰いたい狙いの企画です。

定年退職したサラリーマンが、退職金というネギを背負って銀行にあえて向かう形とも言えます。

しっかりプランを読み込んで絶対負けない勝負するのだ、という気構えで窓口に行く必要があります。

退職金持参で銀行窓口、カモ葱ですが無傷です

投資の世界では、銀行に退職金のことで窓口相談に行くことはNGとされています。

銀行の思うツボであり、非常に危険な行為と認識されています。

銀行は手数料で稼ぐ世界になっています。

今は大手銀行でこの「預金だけプラン」はほとんどやっていません。

退職金特別プラン定期預金3か月コースは定期預金だけなので、元本割れはありません。

無傷です。

 

退職金特別プランのコースは2種類 「3か月定期預金コース」を必ず選ぶ

・絶対間違ってはいけない事のは、「3か月定期預金コース」を選ぶ1択だということです。

 

・絶対に「投資信託と定期預金コース」のセットコースは選択してはいけません。

本当にここを間違えてしまったら、まるっきりカモ葱状態にまんまとされてしまうことになります。

私達は、あえて乗り込んで行くのですから、結晶を傷つける可能性のある選択はしてはいけないのです。

定期預金だけなら無傷です

投資信託と抱き合わせのコースは「定期預金7%」も付くの!?と飛びつかないでください。

銀行によっては店長さんが挨拶に出てきてくれたり、個室でコーヒーが出たり、特別待遇をしてくれたりします。しかし!勧められるままに投資信託を買うのはNGです。

なぜ投資信託と定期預金のセットコースはいけないのか

「投資信託は預ける」のではなく「買う」のです。投資信託は短い間に結果が出る保証などありません。むしろ時間がかかります。そして確約されるものではないのです。

さらに銀行は手数料さえ頂ければもうけが出ます。預けた人が損しても全く痛くありません。

痛い目に合うのは減る可能性のある投資信託を購入させられる側なだけです。

投資信託の高い手数料は、3か月定期預金(7%)を超える利益が出るという意味を潜んでいます。

投資信託が悪いというのではなく、投資信託は独立して専門で考えなければなりません。

銀行は、利益の出るこの「投資信託と定期預金のセットのコースだけ」を本当は売りたいくらいなのです。

 

けれど、預金にこだわる顧客もいるので、定期預金だけのコースも用意しています。

特別定期預金の3か月が過ぎれば、そのまま退職金を一般の定期預金や普通預金で残して貰えば良いという感じです。

そしてゆっくり資産運用セミナーなどのお誘いをかける対象の顧客の確保とも言えます。

退職金を受け取った年限定の特別プランにはそのような集客の狙いがある事を肝に銘じたうえで利用します。

私達はこんな風に退職金特別プランを最大限に利用しました(2019年)

流れはこのような感じです。2019年です。

退職金を貰う前に退職金特別プラン(3か月定期預金コース)の金利を比較してリストアップする。(金利が高い順にA銀行、B銀行、C銀行とする)

 

1年以内ということならば、12か月÷3か月=4回のチャンス!?

4銀行を預け回せたらフル活用となりますが、勤めている夫本人が平日窓口に行く都合上、日程がタイト過ぎるため3銀行をリストアップしました。

 

(金利の他、選ぶポイント条件)・経営が安定しているか・窓口に行ける現実的な銀行か

 

必要なら口座開設をしておく

 

退職金特別プラン(3か月定期預金コース)1番金利が高いA銀行を退職金振込先に指定しておく

 

退職金が指定A銀行に振り込まれる

 

窓口に退職金である証明できる書類など、必要な手続きを提出。←*この時注意があります。

→(1回目)A銀行3か月

 

A銀行満期→更にB銀行に3か月

 

なんと、A銀行は期間内だったら何度もOKだとわかる(現在は1回だけ)→2回目)A銀行3か月

 

そしてA銀行の2回目の満期→A銀行は、まだ1年になっていないので金利(0.2%)で3年定期預金を利用できました。 →現在もA銀行0.2%で預け中です。

正直、恥ずかしい程、がっつりフル活用しました。

また帰って来た??と思われたかもしれません。しかし、何回でもできるなら一番金利の付くA銀行をフルで利用しました。

1年間で、A銀行(3か月定期預金0.8%)→B銀行(3か月定期預金0.7%)→A銀行(3か月定期預金0.8%)→A銀行(3年間定期預金0.2%)となりました。

最後に3年間預けられたのは想定外のラッキーでした

*現在は1回だけの預け入れが多いようです。ご確認ください。

3か月定期預金0.8%金利はどのくらい増えるのか

3か月定期預金に1,000万円の退職金を預けた場合の計算がネットにありました。

3か月(90日の場合)1,000万円×年0.8%×90日/365日=19726円(税引前利息)
19,726円ー4,007円(税金)=15,719円(税引後利息)

 

退職金という結晶を砕かず、無傷で増やす注意

①とにかく、投資信託と定期預金セットのプランは無視すること。

 

自信が無い場合銀行窓口に近寄らない方が良いです。

 

 

②さらに、定期預金コースでも注意が見つかりました。

 

銀行は顧客情報が欲しいため、「年金定期便を提出して頂けると、さらに金利0.1%上乗せできます。」と言われるかもしれません。

 

それは、これから提案アプローチを了解するものと同じです。丁重に断る事をお勧めします。

これから先のお金の枯渇をシュミレーションし、投資が不可欠だと言われると思われます。

そして、NISAの提案に繋がる予想が付きます。

投資は必要ですが、ネット証券で自分でiDeCo 、NISAをしましょう。
銀行がお勧めのとっておきのプランは手数料が高いです。

2019年の経験ですので、変更もあると思います。細かい文字まで丁寧に注意書きを読みましょう。

大切な事はなぜか見落とす作りになっているのがパンフレットです。

 

退職金運用の続きの記事はこちら↓

どうする?退職金運用プランが終わった先は?

最後までご覧頂きありがとうございました。退職金のシーズンに参考になれば幸いです。

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