定年が60才と65才では、どちらがうれしいのでしょうか?
ふと、以前夫の実家で義姉と話している最中に疑問に思いました。
2023年より公務員は定年延長がはじまる
義兄も義姉も公務員を勤めあげました。今は68才です。
義兄は週に何日か、今も地域の施設の仕事を引き受けています。
(介護の気分転換になるそうです)
「公務員は定年延長して貰えるみたいですね。それって、嬉しい事なんですよね?」
と義姉に実家の台所でお茶を入れながらふと聞きました。
すると、
「嬉しくないでしょう~、長く働く期間が延びてしまうんだから」という返事でした。
その時、「みんなが望んでいる定年延長ではないんですか?」というと
「定年延長ってことは、退職金も先に延びてしまうってことだからお預けされた感じじゃない」と言われました。
一般的には、60才で定年で65才までは希望があれば雇用をする義務づけがありますが、不安定な一年契約の雇用に切り替わるのがネガティブだったので意外でした。
定年延長は、結局嬉しい事なのか?がっかりの事なのか?人によるということでしょうか。
公務員は年金が充実している
義姉は年金についても不満があるようでした。
「公務員の年金は凄いと言われるけど大したこと無いのよ~。制度が変わっちゃったから」
「昔は凄かったかもしれないけど、全然だよ」と義兄も頷く。
「15万だよ、15万!」と怒りを感じているような口調になって、
「国民年金は別だけど」と付け加えていた。
え?国民年金は別?ではプラス6万5千?
「いや、恵まれている方だと思いますよ」というと
「恵まれていたのは昔ばなしだよ」と義兄。
サラリーマンと公務員の年金の違いは確かにあった
え~・・・
これはダメだと思いました。
比較しているものが違うのです。
以前の公務員年金と比べていてサラリーマンや自営業を含めた平均など比べていないのです。
夫婦2人合わせて43万円くらいになるだろう年金受給。
それでも随分減ってしまったと思っている夫婦がいる。パワーカップルは退職金2倍あるはずです。
男女平等も真っ先に賃金に反映されるし、雇用環境も最速でアップデートされる公務員。
それでも、その中にいてしまうと、その恵まれている状態がわからないようでした。
おわりに
定年が延びる事が嬉しいかどうかは本当に人それぞれと感じました。
お金より生きがいより、ゴールを早く切りたいという考えがありました。
ゴールの先のお楽しみは、娘夫婦と孫が同じ敷地の家に住んでいてくれているので、成長をじっくり見守る事ということかもしれません。
いずれにしても、43万円の年金はパワーカップルの成せる業ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
花束をポチしてランキング応援頂けると励みになって嬉しいです。
宜しくお願いします。