夫の勝負の日 

夫は今日、年に一度の大切な会議があるようです。
夫が主催者であり、進行役を務める報告会議です。

夫の勝負の日

外部から大勢来るそうです。
今年はコロナも落ち着き、通常の出席者に戻ると思われます。
その外部の中に以前勤めていた会社からも出席があります。
退職前は、夫が出席していました。
円満退社なので嬉しい再会なのかもしれません。
それとも緊張してしまうのでしょうか。
かつて部下だった人が自分の代わりに席に着くのです。
そして、自分は主催者として前に座ります。
もしかして、ジェラシー感じられてしまうのか・・。
圧にならなければいいのですが・・。
どうなのでしょうか。

かつてのメンタル症状とその対策

夫は以前メンタルから来る、声がすれを経験したことがあります。
リーマンショックで人員整理の役目をした時でした。
経営者側として人を解雇する役目を一手に担い、
解雇される側の立場との板挟みでとても辛い時期があったのです。
メンタルヘルスに通わないとならない状態が続きました。
(夫のターニングポイントと言う記事に書いています)

夫のターニングポイントを振り返る


随分前に回復していますが、その名残が今も時折出ます。
多くの人の前で話したりする時に声の出し難さ、痰の絡みが起こる時があります。

主催者であり、進行役を務める夫はとても緊張しているはずです。
外部からくる大勢の方々との報告会ということですが、
淡々といつも通りに話せればと思います。
この日のために資料作成などをして、準備をずっとして来たと言っていました。
声が通り難い声質の上に、マスク越しでの進行は、音量を上げて話す必要があるでしょう。
その対策としてマイクを使う、パワーポイントなどの補助的な用意で解消されるはずです。

大丈夫準備は万端にできています。

再就職のプレゼントのお守り

夫は出かける時に、再就職準備で購入したお気に入りのネクタイをつけていました。
勝負服のような感じに見えました。
靴も磨いてピカピカです。

転職前に持ち物リセットと大切な事


あとは自分のオリジナルの人格を出せれば言うことなしです。

責任ある仕事にチャレンジしてくれてありがとう。
定年して再雇用2年間継続したあと、ゆっくりする暇もなく、翌月には新しい仕事についてくれました。
それでも、後継者に推薦を受け、満場一致で迎えられた今の職場です。
自信を持って、リラックスしていつも通りで大丈夫です。

夫にとって、最高最善の一日でありますように祈りました。

夫の報告と感謝

雨が降る中帰宅した夫はいつも変わらぬ様子でした。
「大変だったね、お疲れ様。どうだった?」と尋ねると
「うん、うまく行ったよ」と笑顔を見せてくれました。

「まぁ、小さなトラブルはあったけどね。急に担当者が来れなくなって慌てたよ。
お母さんが亡くなって来れなくなったのは仕方ないからね。まぁ何とか問題なく終えた。そのために準備万端にしてきたからね。」

何があるかわかりませんね。

「何人くらい集まったの?」
「110人くらいかな」

私は勘違いしていたのでしょうか、
会議ではなくて総会みたいな報告だったようです。

夫にポジションを譲って、引退した前任者に無事終えたことを連絡したそうです。
労ってくれたようです。
今も細く繋がっていて、とても良い関係で有難いです。

夫は見た目以上に疲れていたようでした。
お疲れ様のビールを出そうとしたら、
「疲れているからやめておく」と言い、
食事もいつもの八割くらいに抑えていました。

想像以上にこの一日に集中していたのが分かります。
転職して1年、その実績の報告のようなものです。
新しい職場で1年、コロナがあったり大変でしたが乗り切りました。
ゆっくり、また日常をゆっくり過ごして欲しいです。
お疲れ様でした。
そして、ありがとうございます。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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