夫が定年退職したら仕事はどうするのか

定年退職の後は夫に決めてもらうしかない

夫の定年退職が近づき、もし再雇用せず、

「別の事がしたい」という事ならそうするしかないだろう。と思っていました。

一つの会社に大学卒業から一筋でやり遂げた人に、もっとそこでまだまだ頑張りましょうと言えません。
夫は辛い時期を乗り越えて最後まで勤め上げてくれました。

夫のターニングポイントを振り返る

ただ、夫の場合、「何もしないで家にいたい」という気持ちは全くない人だということは分かっていました。

一般的に60歳はまだまだ若いので、社会と繋がり社会の一員として生きる事は喜びとなります。

おそらくほとんどの方がそうだと思います。

それはある程度の貯えが完了しても同じなのです。

働くなら再雇用か転職か起業するか、それに加えて今まで関係した人に声をかけてみることを忘れないで

夫は定年退職後一年は変わらぬお給料で再雇用しました。
引継ぎを部下に淡々とする一年でした。

今まで作り上げたコネクション、それら資料を整理し引継ぎ作業となりました。

翌年からは給与が少しですが下がることはわかっていました。

65歳まで部下の下にいることが自分にとって良い事か、

65歳以降はどうしたいのか?

もし自分が望む姿でないのなら自分で動くしかないようです。

夫は、以前から仕事上親交のある方に「僕の後任にあなたを考えています」

と言われたことがあるのを思い出し、動きました。

実際のお給料事情を確認する必要がありました。

「61歳の1年は年収は変わりませんが、62歳からこれくらい下がることになっています。」

と数字を見せながら話をすると

「私の後任になるとそちらに残った62歳以降の年収より、

役職手当がつくのでこれくらいアップできます。ぜひ考えて貰いたい」

と数字を具体的に示して頂きました。

65歳以降は役職手当はなくなりますが、

継続してボーナスが2回しっかり出して頂けるということでとても好条件でした。

そう話してくださった方は75歳の方です。

65歳以降も夫次第で継続して働くことが可能なことをその方が存在で語っていました。

私はその好条件に本当に驚きました。

ライフプランの62歳以降の予定収入を大幅に増加させることができます。

今までの成果を誰かが見ていてくれることがあるようです。

声をかけてみることは豊かさの近道かもしれません。

実際に夫が転職できたのは定年退職して2年後の今年春です。

承認されるまでの準備期間、何より円満離職するには来月辞めますという訳に行きません。

ゴールを見据えて早く動くことが大切のように思います。

定年退職した後に受けられる給付金、年金のしくみの確認

・継続雇用となり60歳以降の継続雇用給料が60歳時点の給料と比べて
75%未満になった場合受け取れる「高年齢雇用継続給付金」の存在は覚えておこう。

・継続雇用が終わり一旦失業となり、65歳以降も働く場合「高年齢求職者給付金」
を忘れずに申請した方が良い

・65才未満の働きながら年金を貰う「在職老齢年金」は2022年より給与+年金の合計が28万から47万に引き上げられる。

・65才以降も働きながら年金を貰う「在職老齢年金」は更に「在職定時改定」の2022年改正を確認しておく。引き続き支払う厚生年金の保険料分を、年1度上乗せ反映されることになる。上乗せ分で給与+年金の合計が47万円を超えないように確認をして年金カットに気を付ける。

知っていると助けになる事を確認しましょう。
参考になれば幸いです。

本日で4月から9月までの長い引継ぎが終わりました

本日で引継ぎは終わりだったそうです。
この仕事に導いてくださった75歳の方が最後の日となりました。

色々ご指導頂き感謝申し上げます。

後任推薦頂いてから承認されるまでの間が不安でしたが、あれから一年経ちました。

これからも私的に夫とのご縁を宜しくお願い致します。

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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