食事の用意に感謝
21日のお彼岸に義母が亡くなって初めてお墓参りに行ってきました。
義母が台所に立たなくなってから、夫の実家で手料理を頂く機会は有りませんでした。
この日は、「食事の用意をするから一緒に食べよう」と義兄から電話がありました。
その内容は義母がお彼岸に出してくれた料理が再現されました。
数年振りの出来事で驚きましたが、やはり、義姉はちゃんと義母がしていたことを受け継いでくれていたのです。
感謝しながら手伝いをすることができました。
お墓参りの出来事
お墓参りにその後、義父と義兄夫婦と姪っ子の子供達3人と私達夫婦で出かけました。
車で5分もかかりませんが、義父はそこまで歩行ができないため車で移動しました。
姪っ子と子供たちは歩いて向かいました。
お寺について、お花や線香などの用意をしている時、義父がそそくさと戻ろうとしていました。
義姉が「お義父さん、どこ行くの~?」
義兄が様子を見ると、「粗相をしたみたいだから帰りたい」と言っているようです。
え~~?トイレ行ってきたのでは?と思いましたが、仕方ないですよね。
取り敢えず、私達は、義母やご先祖様に手を合わせて戻りました。
義父のトイレ事情
どうやら、食事をしてすぐ動いたからのようです。
日頃あまり食べないのだけど、今日はみんなが集まっての食事で、多めに食べてしまったようです。
それと、食事をしてすぐ動くと粗相する確率が上がるようです。
紙パンツが嫌いで履いていなかったのもあり、かなり落ち込んでいました。
「嫌かもしれないけど、紙パンツを履いた方が自分のためだから履くんだよ」と夫は声をかけました。
義父が「家を出るまでは何ともなかったんだよ。」と夫に言っている会話が聞こえてきました。
肛門の括約筋が衰えてきているのかもしれないと私は思いました。
ショックな様子の義父の休んでいる部屋には行かずに、廊下から挨拶をして帰りました。
高齢者が外に出なくなる理由の一つ
要介護の高齢者があまり外に出かけたくなくなる理由を知った気がしました。
仮に、紙パンツを着用していても、粗相をしたらどうするのか?それを思うと気が進む訳がありません。
本人はなりたくてなっているわけではない事を忘れてはいけないと思いました。
実家の両親もそうなんですよね。
でも、父は頑固なので注意が受け入れられないことがあり困ります。
今は実家の両親は、下剤が効き過ぎたから、などの理由では粗相はあるものの、注意すれば大丈夫です。
人間はどんどん赤ちゃんに近づいて行くと言いますが、切ないものです。
おわりに
お彼岸はご先祖様と繋がりやすいと言われていますよね。
私はお墓で手を合わせながら、これからも夫を大切にして行きます。という事と、
子供達(子孫)も頑張っています。見守っていてくださいとお伝えしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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