母が転倒して歯がぐらぐらになってしまいました

日曜日の朝、留守番電話に弟のメッセージが入っていました。
自分は仕事で夜遅かったためその日は会わなかったので、今朝（日曜日）顔を見て知ったのだけれど母が怪我をしているというのです。

老人は突然怪我をする

土曜日の夕方、デイサービスから帰ってきた母は、１人で散歩をしに行ったそうです。
その時、手押し車のタイヤがどこかにぶつかってしまい、顔面から倒れ、顔面に傷を負って人に付き添われて帰ってきたという内容でした。

電話をしてみると意外と元気そうな両親の声に安堵しました。
あの大騒ぎをする父から土曜日中に連絡が無かったところを見ると、きっと擦り傷だけだろうとイメージしました。
何はともあれ、どんな様子で今過ごしているのか確認に行く必要はあります。
電話の中で、歯を打ったらしく前歯が揺れていると言っていました。
日曜日に歯医者はやっていません。月曜日までやり過ごすしかないでしょう。
今日できる事は、食べやすい食べ物を購入して、提供する必要がある事は分かりました。

土曜日デイサービス戻ってくるのは16：30くらい、それから日が長いので涼しくなった頃に外に出たという事でしょうか。
実家に行ってみると、なるほど母の右前歯がぐらぐらになっていました。右側の顔が擦り傷で腫れていました。

そして本日、月曜日に受付時間を待って歯科に受診をお願いしました。
予約していませんが、転倒して前歯がぐらぐらということで、急遽時間を取って頂きました。
11:40に予約が取れました。

次はお世話になっている内科の婦長さんとお話して、歯科の予約前に診察をしてくれることになりました。
顔の擦り傷を見てもらい、その足で歯医者さんに行けるように力になって下さいました。

打った直後だったら・・・って？？

母はとても歯が丈夫で、硬いものをバリバリ食べることができる老人でした。
食べることに苦労すること無い事はとても幸せな事でした。
顔から転倒して歯が折れるという話を聞いたことがあったので、老人のあるあるなのかもしれません。
歯は折れてないにしても、奇麗な歯並びだったのに、前歯一本だけ下がっている状態です。
痛いだろうと思います。
診察後の説明は、土曜日の夕方から月曜日の午前となり、時間が経ってしまった事が残念だと言われました。
「え～・・？」
しかし、仕方が無い事なのでやれる事をしようと思うというのです。
「何ですか？何が残念なんですか？？」と思わず聞いてしまいました。

打った直後だったらよかったんですが・・。
今、歯がぐらぐらではあるのだけれど、それでも固定し始めているというのです。
下がったまま固定し始めてしまっている、打った直後なら押し込めたというのです。
「え～～～～・・」残念です。

今できる事は、ぐらぐらの葉を透明な素材を塗布して固定させる事で、その後噛み合わせの調整をして行く事になるだろうという見通しでした。

歯が下がる程不安定な状態になりながらも、既に固定を始めるとは、細胞の凄さを感じた気がします。