雨戸を開けない生活は外の気温のイメージがつかない
父が圧迫骨折をしてから雨戸を開けるのが面倒になったようで、締め切りの時が増えました。
父にしたら、朝ご飯食べて、お昼ご飯食べて、お昼寝をして、目が覚めると日が暮れているので、また雨戸を閉めるのが面倒ということです。
さらに今年の冬は、節電を求められて拍車をかけました。
冬場は、二重サッシのような感覚で雨戸を閉めていた方が効率的だというのもわかります。
まぁ・・・、家の中で電気を付ければ問題なく食事もテレビも見られます。
物が多いので、雨戸を開けるのも面倒になりやすいのです。
しかし、その日の天気は分かり難く、日差しが入らないので暑くなる予感さえ感じません。
むしろ朝方は暖房をしまってしまうと寒く感じるのです。
ゴールデンウィーク前に、実家の衣替えをしてきました。
そんな個人の事情を知るはずもないので、
日差しの強い窓際でレクなどしたら、自宅との差が開いてしまいます。
母は服の調整をしようとするわけもなく、あちらのスタッフは入浴時にズボンの下に長い下着を履いている状態に、これはおかしいとなるわけです。
一応、先日デイサービスには、それらの事情をまるまる話して見守って貰うようお願いしました。
いくら部屋が寒いからと言って、普段に冬物(ダウンなど)コートを着て行くのはマズいです。
それくらいは分かっていると思いつつ、怪しい2人なので、そのチェックをしてきました。
とにかく、冬の素材と感じられるものはタンスにしまい、洗濯が必要な物は袋に入れて持って帰って洗濯をしました。
残して置くと、夏物と冬物が混在してしまって、ますますわからなくなってしまうからです。
母は、手の届く目に付いたものを着てしまいます。
父も、無頓着です。
老人は自分の半径1mで済ませたい
老人は、動きが悪くなると、とにかく自分の手の届く場所にモノを置きたくなります。
歩かずに何とか終えてしまいたいとする傾向があります。
隣の部屋に着て行く組み合わせをセットアップしておいても、手が付けられていませんでした。
自分の手の届くエリアに置き、数枚を洗濯したら繰り返し着るわけです。
だから年を取ったら服は沢山いらないのかもしれません。
断捨離に同意するところです。
しかし・・。
排泄物が付いたズボンは廃棄、手持ちが足りなくなっていく
排泄の問題が起こって来ると、今度は頻繁に着替えが必要になる場合があります。
義父に着替えを送りましたが、助かったと言われました。
断捨離断捨離と叫ばれていますが、
こんな段階を誰も想定していないのかもしれません。
大人の排泄物にまみれたズボンなど、みなさん廃棄すると言っていました。
ズボンは単価が高いので、紙パンツのような感覚で購入するわけに行かないと思います。
既にある状態の良好なズボンなどは、段ボールに詰めてラベルでもして予備として有っても邪魔にならないのかもしれません。
おわりに
衣替えが出来ない老親につい、服の断捨離をさせたくなります。
今は両親共、おっくうという衣替え事情ですが、介護話は深いものです。
いつでも使えるようにその存在を待機させておけば、また違う資源となり得るのかもしれません。
参考になれば幸いです。
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