私の実家で両親が飼っていた柴犬が昨日亡くなったと連絡がありました。
2021年の9月の頃、母が施設に3か月入所した時には既にあまり元気が無い状態でした。
ですから、その後一年以上生きてくれたことになります。
母が施設にいた3か月の間に、突然動かなくなるということも充分に有り得たと思っています。
もし母が帰って来る前に亡くなってしまったら、どんなに悲しむだろうと心配したものです。
両親が愛したジョン太
柴犬にジョン太と名前を付けた時は、ジョンで良いのでは?と違和感しかありませんでした。
老夫婦は元気な子犬に勢いのあるジョンとイメージがぴったりで、でも日本らしい響きを付けたのではないかな?と今は思っています。
長男を養子にとられ、娘は早くに嫁に行き、
次男は寝るだけに家に帰るような生活。会えば心配なあまり小言を言いたくなる関係となり、だんだん溝が出来て同じ家にいながら口を利かないようになっていきました。
寂しい毎日をこのジョン太は埋めてくれていました。
3人産んで育てたはずなのに、なぜ思うように行かないんだと思って暮らしていたと思います。
ジョン太だけいつも傍にいてくれました。
子供のような気持ちで朝晩のお散歩と食事を世話したに違いなく、生きがいであったと言えます。
勿論孫もいて、今ではひ孫も見る事が出来ているわけですが、寝食を共にしたジョン太は特別な存在の家族でした。
最期は、弟が休みの朝に息を引き取ったということで、3人でお別れできたようです。
両親の落胆がこの先どんな風に響いて来るのか、それがただ心配です。
我が家には愛猫がいます
3月で10才になる猫がいます。中年を超えた年に値するそうです。もうそんなになってしまったのかという感じです。
家猫となった段階で、この猫は私達次第の世界に生きていると言えます。
食事にしてもどんなものを食べさせられるかで変わったりするでしょう。我が家の猫は、尿路結石になりやすい事が分かっていて、療養食と言われるフードしか食べられません。
そのフードは元気な猫さんが食べるリーズナブルなフードのおよそ10倍の金額です。
だから「うちは猫10匹養っているご飯だね。」と言っていました。
「お金がかかるから、安くていい」とすれば、一日ですぐ細かい結晶が出てしまいます。
生かすも殺すも飼い主次第。飼い主がどうするかにかかっている命とも言えます。
おわりに
負担になって飼い主さんが手放す?・・・覚悟が無さ過ぎとしか言いようがないです。
必ず最期まで一緒だという思いを忘れないで迎えて欲しいと思います。
ペットとなった瞬間から、その家の人間の為にだけ生きてくれる存在となります。何と崇高な賜わり物でしょうか。
私はそう思ってこれからも我が家に来て良かったと思って貰えるような生活を死守して行きたいと思います。
ジョン太、父と母をいつも見守ってくれてありがとう。本当にお世話になりました。
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