年の差10才散歩道 
母がコロナ陽性と判定されて自宅に戻ると
今度は父が熱を出した。
ということでコロナ感染が疑われ、
老夫婦二人ともコロナ感染とは絶望的とも思われました。
思いがけない展開の始まり
父は重い糖尿病を患っているので重症のリスクがありました。
そのため初期に飲むと重症化を抑えられるという薬が必要だと思い、
処方してくれる病院を必死に探し出し、そこへ朝手分けして予約をする段取りでした。
しかし、驚いたことに、37度7分あった熱がその日の夜のうちに37度2分となったそうです。
そして、翌日になり、受診をする前に朝一番で体温を測ると、
なんと36度5分に下がって熱が無いのです。
これは、つまり発熱状態と言える状態ではないため、
発熱外来を受診するのはおかしい状態となりました。
意外な展開に驚愕です。
つまり重症化しないための薬をもらうまでもないということになり、
しかも一般の病院でさえ、熱があるなら解熱剤、
咳があるなら咳止めという対処療法さえも関係ありません。
元気な父は洗濯と布団干しを始めた
本人の状態としては良好のようで、洗濯を始めたり、
なんと布団まで干し始めたと弟は言いました。
確かに今日はさわやかな朝でしたが、
何もコロナ感染が疑われる今にやる事ではないです。
父とはそういう人です。
しかし、これは一体どういうことなんでしょうか・・？
その熱が下がったことの理由がわかりません。
昨日私が念のため持ってきた漢方薬を飲んだだけです。
これからまた熱が出るかも分からないし、
これが必ず効いたというわけではないとは思います・・。
いずれにしても発熱外来の対象ではないと言う状態です。
昨日の努力は一夜にして消える
あんなに一生懸命医療機関を探した私はあっけにとられてしまいます。
元気なのは良いのですが、何とも狐につままれたような気分です。
一方、母も解熱剤を飲むこともなく熱が平熱になって他に症状もありません。
このコロナは、もしかしたら1日だけの風邪のようなそんなものなのかな？
と思ってしまうほどです。
要介護2でお世話になっているケアマネージャーに話すと、
「とにかく元気で良かったですね。薬局の抗体検査で確認だけして家にいれば大丈夫そうですね。」
と言われました。
午前中に抗原検査をして、ばっちり「陽性」が出ました。想定通りで驚きません。
それは当然な結果です。
その後も36度2分で、
全くどこも不具合なくめちゃくちゃ良好な状態で過ごしました。
元気な父はまた
「草刈りがしたい」
と訳の分からない事を言っていました。
父とはそういう人です。
元気で良かった、とケアマネージャーさんがいってくれて、本当にホッとしました。
母も散歩に行きたいと言い出したり元気なのです。
このままコロナに打ち勝って経過して貰いたいと切に思います。
父に飲ませた漢方薬について
因みに、私が父に飲ませた漢方薬は「麻黄湯」という風邪薬です。
どこでも購入できる市販薬です。
北里大学の先生が今、麻黄湯の成分で治療薬ができないかと一生懸命研究していると言われています。
皆さんにお勧めすることはしません。
自己責任の世界ですので、持病がある方は主治医と相談するなどしてください。
まだ、私の父も途中段階です。これからコロナで症状が出るか分かっていません。
治癒したのではないので宜しくお願いします。
＊＊母はこの漢方薬さえ飲んでいませんが、すぐに熱は下がりました。
ご参考までに
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