父の乗り物探し

車の免許返納した後の乗り物探しが始まる

実家の弟から連絡があり、今日お父さんと試乗して決めてくると連絡があった。

車の免許を返納してから自転車を乗るようになった父の次の乗り物探しが始まった。

まるで狩猟帰りのボロボロの父

免許返納という事で、車という選択肢は消えている。

自動運転がもっと画期的に普通の人が普通車道で乗れるようになるのかと思いきや、

なかなかそこまででは無いのが現実だった。

もしも、もっと早くそんな夢のような所有自動車となったら、

免許返納せずに、一応運転席に座っているスタイルを保って出かける事が出来たのだろうか。

私が年を取った時、そこまで浸透していると助かるけど、

もはや車は所有するものではなく、共有の時代がもっと進化しているのかもしれない。

しかし、意外に歩みは遅く、どうなんだろうと思ったりする。

そんな未来を想像している場合ではなくて、

現実の父が健全であるうちの話として、兄弟と父で検討した。

高齢者の乗り物を探し

まず、普通の自転車はもうやめて欲しい。

では電動アシスト付きの自転車は?と父が言う。

電動付きの自転車・・・。

何だか心配なのは、バランスを崩したら危ないのではないか?

兄は電池切れになると、重いしね。と言っていた。

確かに。しかし、今の自転車では坂がキツイ訳なので本人はサポートの動力が欲しいと思う。

もう、85才なんだから、シニアカーは?と聞いてみると

「かっこ悪い」と返事が来た。

なんと・・・。

「まだ早い」と言い切った。

「いや、むしろ今乗るタイミングでしょう。」と言ったが

「かっこ悪い」と聞き耳がなかった。

この父は、100才くらいの人が乗るものだと思っているようだった。

自分はまだそんな衰えていないというのだろう。

しかし、重度の糖尿病で入院をして、介護2の判定を貰う程衰えているではないか。

そう言いたかったけれど、頑固な人に言っても無駄と学習しているのでやめる。

「では、二輪ではなくて、三輪ではどうだろう。三輪車。」

三輪車とはちょっと可愛い響きだけど、これにアシスト付きがあると聞いている。

「それにする」と本人も乗り気になった。

検索すると、まぁ、まぁなお値段で20万~という感じだった。

仕方ないと私は思ったけれど、本人はびっくりして

「中古でいい」と言っていた。

確かに何年乗れるのかわからないし、新品でなくても良いと思う。

電動アシスト付き三輪自転車に決まる

それで、試乗を兼ねて中古も取り寄せてくれる所に行く方向になった。

いつも影が薄い同居の弟にそのミッションを任命し、当日となった。

試乗も済ませ、購入して帰り、20日に納品されるとの事。

慣れるまで慎重に乗った方が良いと弟が感想を言っていた。

確かに二輪と三輪では色々違いそう。

事故が無いように、父の思いに沿いながら自由な性格を尊重して見守りたい。

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