再雇用が終わった後、どんな仕事をしますか

定年退職して、そのまま再雇用を65才までされる方は多いと思います。
夫も、62才まで再雇用を経験しました。
お陰様で、現在は今までの仕事のキャリアを活かせる職場に転職しています。

引越し業者で思うこと

娘が引っ越しした時にスタッフの人たちが4人ほどいらっしゃいました。
若いがっちりした体型の若者達とおそらく夫より年上の70代くらいの方でしょうか。
なんとその70代の方は新人さんのようでした。
若いお兄さん達に何々しましょうか?これでいいですか?と尋ねながら仕事を進めていたからです。

暫くして2階の廊下に置いてあったスタンド型の掃除機がバタンと倒れる音が聞こえてきました。
2階に行ってみると、娘の部屋の出入り口に置いてあったスタンド型の掃除機を70代の方が倒したようでした。
本当は娘が避けておけばよかったのです。
しかし、引越し業者さんでしたらその入り口付近のものを片付けてから取り掛かると思います・・・。
不慣れな段取りが感じられました。
やはり、新人さんなのだとわかりました。

再就職を決める難しさを見た思いでした

70代の仕事と引越し業者さんとはあまりにもかけ離れている仕事のような気がしました。
大抵、若いお兄さん大学生などがアルバイトするというイメージです。
お兄さんたちは筋肉隆々のガッチリしたタイプの人達でしたが70代のその男性は小柄で細身の方です。
眼鏡をかけていたせいか、つい最近まで事務職をされていたのかもしれないなという雰囲気の方でした。
もしかしたら70代ではなくて、65歳のタイミングで退職されて新たな職場がこの引越し業者だったのかもしれません。
勝手な連想が浮かんでしまいました。
もしもそうだとしたら本当に大変だと思います。
事務職を長くされて、いきなり肉体労働の重労働では体がもつのでしょうか。

娘の学習机を運んだスタッフは若い方でした。
分割した学習机の大きな棚を若い人と運ぶ70代の方は、机の上に重ねるように置く瞬間、限界だというような表情をしていました。
何という重労働をこの年齢の人がやっているのだろう。
おそらく体に問題がないから採用されたのだと思いますが、その後どこかひどく痛めなければいいなと思ってしまいます

人それぞれの理由はあるのだと思います

夫にこのような仕事ができるのだろうか?と重ねてみますと、腰痛持ちなのでまずあり得ません。
事務職しか経験がなく特に身体を鍛え上げてきたタイプではないのです。
若いスタッフのお兄さんのように筋肉で守られた体で動くことはできません。
もしも夫がそのような仕事をしようとしたら間違いなく私は止めると思います。
違う仕事を探そう、と言うと思います。

しかしその方はその道を選んだのです。
百も承知で取り掛かっているということです。
ですからなぜ選んだのかとは言えません。
もしかしたら、ほんの数日だけの働き方を優先したのかもしれません。
わかりません。
それぞれの理由があると思います。
どうかお体に気をつけて頑張ってください、という気持ちです。

自分に合った仕事に恵まれるということが、本当に素晴らしく幸運なことなのかもしれません。

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