認知症でも母なのです

認知症の母が心配

何だか心が落ち着かない日が続いている。

実家に行くと、母が笑わず、意識がぼんやりしていることが多くなった。

デイサービスが無い日の日中は、父と2人となる。

父は最近寝てばかりいて、母の方が起きていることが多い。

独り暮らしの認知症の人のようになってしまう。

私はデイサービスが無い日に行くようにしていたけど、

ぽつんと母は居間の椅子に腰かけている。

暗い部屋でぼんやり。

無表情で。魂は入っているのか?と心配になるほどだ。

以前は私が来ると嬉しそうに笑顔で迎えてくれた。

最近排泄問題が頻発している

紙パンツの高分子吸収ビーズがこれ以上吸えない程になり、ビーズが出てしまった事もある。

パラパラと落ち、父は痛い腰を我慢してトイレに連れて行こうとするが

尿を我慢などできない母は歩きながら畳と絨毯に吸わせながらトイレに行ったそうだ。

一通り掃除と母の着替えと格闘した後に私が目撃したのだと思う。

父は倒れこむように寝ていた。

ケアマネージャーさんに相談してヘルパーさんに毎日来てもらうようにした。

そして、ポータブルトイレも母のベッドの横に設置もした。

段々、実家で過ごせる限界を予感させられる出来事が増えてくる。

デイサービスでは反応が良いというのに。

要介護2から要介護3となる状態となった

近いうちにケアマネージャー、市役所の人、施設の担当の人と区分の見直しがされる。

つまり、もはや、要介護2ではなく要介護3へ悪化しているのではないかと検討がされる。

要介護3は特別養護老人ホームに入る対象とされる区分だ。

勿論、家族で手に負えない状態の人を見守ってくれる受け皿としてとても有難い所でもある。

しかし、やはり、まだいて欲しい。

入ったら戻ることはない。

もっとサポートを入れて両親の時間を延ばしてあげたい。

認知症でも母なのです。