老健施設から戻った母

本日、実家の母が老健施設から退所しました。

老健施設とは(ろうけん=介護老人保健施設)介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭へ復帰をめざす施設です。

両親共に待ちわびた自宅での暮らしがスタートします。

母は3か月、毎日リハビリを中心に生活させて頂き、内服薬も調整が良好で、見違えるように元気になって帰ってきました。

施設の担当してくださった方も胸を張って説明して下さいました。

これなら、以前とは少し違った生活ができる期待ができそうです。

同じ暮らしが始まれば「やっぱり無理だ」と訴えてくる日がいづれ来るかもしれませんが、一旦リセットしてスタートできる2人の笑顔が嬉しかったです。

専門家のサポート

専門家の方々が知恵を出し合って、

介護保険をフルに活用した改善案は、暮らしを力強くサポートする力がありました。

母の状況も観察したうえで、老夫婦の生活を全面的にバックアップして頂けるのです。

効果的に自宅での生活が改善し、新たな生活をスタートできます。

一つ一つ専門家の提案に沿って改善する

今日退所したばかりですが、提案書が出来た段階でかなり現実的にスタートしています。

①介護用ベッドの導入により、起き上がりが楽になる(自分で出来ることが容易になる)

②底上げして頂いた筋力はデイサービスを週3回通う事で維持できる。(整形外科に通う負担軽減)

③家での入浴の不安はデイサービス週3回通いの時に済ませて戻る。(父の負担はゼロです)

④食事の負担は、宅食サービスを利用を週6頼る。(買い出しの負担軽減できる)

⑤洗濯は部屋の中に干す。(庭に干していた負担軽減)など、

自分達では気が付かなかった日常のストレスは減り、二人の生活が持続可能となる提案となっていました。

効果的な世界を見せて頂いた思いでした。

筋肉のトレーニングは気力まで回復させてくれる

3か月コツコツとトレーニングした実績は本人に気力と自信を回復させてくれたと思います。

「こんな時はこうすればいい」と寄り添い続けてくださったスタッフの皆さんのお陰であるのは言うまでもありません。

担当の方のきめ細かな観察力と経験からなるアドバイスは、説得力があり頑固な父にも響きました。

施設入所を考えた時と今は違います。

少なからず、負担は軽減できる見通しに希望に満ちたスタートとなったと思います。

もしも、老健施設に入所が決まっている方は、

回復の見込みがあるから入所するのだ、という気持ちを持たれてください。

悲しまず、希望を持って待ってみて欲しいと思います。

長くて1年入所できますが、見通しは3か月でつくそうです。

まずは3か月温かく見守ってあげてください。

そして、専門家のケアマネージャーさん、施設の担当スタッフさんと共に生活改善案を作成していきます。

介護保険が使えるサービスというのはある意味、道しるべのようなものです。

多くの先輩方が老後の通り道として必要だった有効的な提案です。

ですから、ケアマネージャーさんの提案して下さるものは意味があります。

今は老々介護の負担を軽減を優先することが、長く老夫婦の生活を持続させる力になり得ると私は信じます。

今のベストを選んで行く

母の両股関節が悪い事は変わらないのは事実であり、腰も悪くコルセット装着も変わらず、脳梗塞後遺症の手の動きの悪さ、言語発音の悪さ、認知症の認定は変わりません。

それらは全て治る事を期待できるものではありません。

それでもできるだけ心を明るくして気力を持って生きなければならない。

今のベストを選びながら、2人が望む生活を出来るだけ長く可能にするため、

これからも、ケアマネージャーさんとスタッフさんと相談しながら見守りたいと思います。

私達夫婦も色々考えさせられる実家の事情です。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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