まるでエンドレスなマネーの呪縛

資産運用に必死な風潮

YouTubeで動画を見ていると、

若い子たちが毎日の生活の工夫で貯金に励んでいる動画が多くありました。

節約動画や資産運用によって早々に3000万円貯めることに成功したと言うような話など、

とにかく日々節約したお金を運用に継ぎ込む生活をしているという内容です。

新NISAが始まって、今まで資産運用していなかった人も

当たり前のように運用する時代が幕開けしたような社会の流れです。

逆に言うと運用しない人はそれを選択しなかった自己責任が発生するような勢いを感じます。

運用しなかったことがリスクであり、後でそれを選んだのはあなたですよね、と言われるような感じさえあります。

どうしても人間社会はお金がないとダメなのでしょうか?

今の時代、食べるにしても年をとって体が不自由になった時でさえも、お金が無いと助けて貰えない世界。(ご近所の人が当たり前のようにおむつを変えに来たりしないということです。)

お金で引き変えて貰わないと保てない命と言えるのでしょう。

いつかの時のため、もしもの時のため?

「もしも」がどういう形であれ、人は不安があるから、貯め込もうという力が働くんだと思います。

とても寂しい気がします。

運用という形に縁がない人は、その先の未来で、していなかったことを罪があったかのように問われるのではないだろうか。

なぜやってなかったんですか?って。

 

どうして運用しなければいけないような事態になってるんだろうとは思わずに、

私たちは一生懸命お金を削って、そういうものに振り分けることが正解のように励んでいます。

いつかの時のために今を我慢する。

もしものために今我慢する。

他の動物はそんなことしていないのにね。

いつまでたっても貯め続けるイメージ

では運用や溜め込むっていうことに囚われないで生きていくとどうなるのでしょう。

お金が必要ない世界とはどういうことなんでしょう。

みんなそれぞれ誰かに頼むことなく生きなければならないと思っているから、

個人個人で貯めなきゃいけないという力が働いています。

時代が早く変化して、コロナが明け気が付いたら世界から日本は取り残されているかのような賃金の差に焦っています。

これから先どんな風な位置づけになっていくのもわかりません。

 

だからまた溜め込むんですよね。

何が変われば先を心配しないで、今だけ100%いられるんでしょう。

 

ところで・・円安は困ると言っていますが

円安はもちろん輸入が欠かせないので酷く進むと困りますよね・・・。

でも、

それならなぜNISAでみんなSP&500やオルカンを購入しているんでしょうか?

円を売ってドルを買っているのでしょうか。

実は円安に拍車をかけているのは私達なのかもしれないと

どれだけの人が感じているのでしょうか。

私の個人的なつぶやき提案

本当は日本株、日本の投資信託だけ、

税免除にするべきなんじゃないの?と私は思っているんですけど。

税を優遇するのは自国応援する投資のみにすれば良いと勝手な私の考えがあります。

が、

現実は、どうだろう

私だって

政府の用意した船に乗り、思惑通り踊っているのです。

損をしないように、決まったセオリーで乗っている・・・。

 

なんかおかしいって思っています。

思っているけど、どうしようもありません。

せめて

日本のインデックス投資もするだけです。

 

お金社会の矛盾を感じているのに、

お金が無いわけには行かない世界に生きている虚しさを感じながら

一人過ごしていました。

皆さんは、違和感ありませんか?

 

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