人形は捨てにくいですね

娘は夏に引っ越しました。

娘の部屋にまだ品々が残されています。

追々残りの荷物を整理しに来ると言いつつ、

なかなか進んでいません。

ぬいぐるみの処分をどうするか

いくつかのぬいぐるみの処分を頼まれています。

思い入れのある、無い、というのがあるのがぬいぐるみですね。

捨てにくい物NO.1かもしれません。

私に頼んで行ったものは、

一生の友達ではない、とはっきりわかります。

私の母が気に入ってプレゼントしたぬいぐるみや、

リサとガスパール展に行ったのだから、

おみやげにぬいぐるみを買って帰ろうといった流れの品です。

つまり、本人は一言も欲しいと言ったものではなかった。

そして、そのぬいぐるみたちは、

棚の上から娘を見下ろすだけの飾りとなっていました。

でも、喜ばそうとして貰った証でもあって、

捨てられないで連れ添ってきたと言ったところです。

人形供養？自己流のお別れ

いいえ、人形供養はこの子たちはしません。

娘の寵愛を受けていないのだから、

魂抜き的な事は必要ないでしょう。

私は、新聞を取っていた頃に頂いた

新聞を入れる紙袋をいくつかストックしています。

綺麗な花柄のその紙袋は、

人形たちを見送るのにふさわしい美しい柄です。

その中に入れて、天然塩をたっぷりとかけてお別れをしました。

ありがとう。本当にありがとう。

という言葉と共に燃えるゴミの袋の一番上にそっと乗せました。

ステップアップの別れ

その時、その時、喜んだに違いないけれど、

断捨離だけではなくて、

娘のステップアップする為に必要なお別れです。

メルカリなども考えましたが、ほこり、シミがある彼らの扱いが

どうなのか分かりません。

塩による浄化と、

燃えるゴミにしてお焚き上げになると思えば

きちんと見送ったことになります。

その方が、持ち主の責任を果たせる気がしました。

おわりに

娘は家と共に、彼らと卒業したのです。

よく人形供養をしないといけないと思いがちですが、

全てそれが必要だと思いません。

どれだけ愛情を注いだか？など関係あるように思います。

魂って勝手に入る物ではないと思うんです。

想いが強いと考えても良いと思いますが、

頂いたから捨てられない、という感じで飾られていた物は

感謝を込めてさよならすれば良いのではないかと

最近納得できました。

人それぞれと思いますが、参考になったら幸いです。

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