幸せにする役目が親ではなくなったと感じて寂しく思う事

お正月は喪中であったので、

おめでたいおせち料理を控えたりしました。

独り暮らしをしている娘も戻ることなく

変わりないお休みの日でした。

それでも、娘がいないお正月が初めてだったので寂しかったです。

息子は旅によく出るので逆に、お正月に家にいたことが不思議なくらいでした。

娘に連絡を取ってみる

控えていたLINEで娘の安否の連絡をしてみました。

「元気?」というスタンプだけ送ってみました。

すると、「いろいろあるけど、なんとかやってます」

という返事がきました。

 

元気ないってこと?と心配になり、

そう言えば、

「家にあるタコ焼きの型とカセットコンロを貸してくれる?」

と随分前に言われて、待ち合わせして渡したことがありました。

楽しい生活を聞きたくて

「たこ焼きパーティできた?」

と送ってみると、

 

「やったよ、ありがとう、美味しく出来た」

と画像付きで返事がありました。

そこには楽しそうにたこ焼きしている様子がありました。

続けて送られてきた

クリスマスに腕を振るった料理の画像が沢山送られてきました。

そう、2人分のです。

特別な日は別の人と

クリスマスは彼氏を招待して頑張って料理を振舞ったようでした。

ジュエリーの箱が映りこんでいて、アクセサリーのプレゼントがあったことも

わかりました。

 

「サンタが来た」という言葉に

「良かったね」とだけ送りました。

 

以前からの交際相手さんに

大切にされていることが伝わってきました。

写真の料理はどれも、

私がクリスマスに作って来たメニューでした。

うれしかったです。

 

不思議なもので、

自分が食べたことがある物を作りやすいのだろうと思います。

美味しかったということでもあるのかもしれません。

娘が幸せなのになぜ寂しいのだろう

写真を見返しながら、

じんわりと、

何となく寂しいような気持ちがある事に気が付きました。

娘が幸せそうなのになぜ寂しいのだろうと私は考えました。

 

娘が私達に見せたことがない、

別の幸せの中にいるからかもしれません。

 

私達は自分の子供を幸せになって欲しいとずっと育てて来ました。

幸せを与える役目があると思って来たのです。

 

所が、親の手を離れて、

大切な人と幸せを育んでいる

次のステップを見て寂しさを感じたのでしょう。

そうですね・・・

結婚式の親の気持ちってこんな気持ちなのかしらと思いました。

娘は娘の人生を本当に歩み始めているのだと実感したのです。

 

子供が家を出てしまって、寂しさと悲しさからなる

「空の巣症候群」というのがあるらしいですが、

それは私にはありませんでした。

 

それよりも、

私達よりも幸せに出来る人が存在しているという事実

複雑な寂しさを感じたのです。

 

それでもそれを願っていたことは紛れもない事です。

神社でそのような事に手を合わせて願ったりしました。

子供を持つ親は無意識にしている事です。

幸せに出来るのは親ではなくなっていた

 

もう、私達ではないのです。

それが寂しかったのです。

 

そうだよね、ずっとずっと見守っていたのだから

そんな気持ちになって当たり前だよ。

ずっと守って来たよね。頑張って来たよね。

はじめての子供だったから本当に大変だった。

年子だったから本当に。

よく頑張った。エライ。

その分寂しい気持ちがあっても当たり前だよ。

今はその気持ちで良いんだよね。

当たり前なんだから。

元気出して。

黙って見守る事が

今、私達が出来る幸せにしてあげられる事だからね。

寂しいのは悪くない。

それだけ頑張ったからだ。

わかるよ、その気持ち。

 

自分が自分に慰めて貰って回復しよう。

子離れ体験。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ランキング応援頂けると励みになって嬉しいです。

宜しくお願いします。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

年の差10才散歩道 - にほんブログ村</a