栗おこわと運動会のお重箱弁当の記憶

圧力鍋でゆでると

生栗を渋皮までつるんとむけることがわかりました。

やる気が出ない日と渋皮つるんの栗皮むき

栗おこわを作って、両親に届ける事にしました

 

 

赤飯の素がちょうどあったので、

お赤飯の栗入りにすることにしました。

 

大きな栗が一粒そのまま、ぼんぼこ入れてみました。

母の料理の思い出は、運動会のお重箱弁当

私の母は料理が好きで栗を使った栗ご飯は小さい頃から良く作ってくれました。

渋皮のまま甘く煮込んだ、

渋皮付き栗のシロップ煮などをおいしく作ってくれました。

手のかかる事も労を惜しまず作って喜ばそうとしてくれました。

 

小学校の運動会の時は、家族で食べるので重箱でお弁当を用意してくれたものでした。

手巻き寿司、細工寿司、いなり寿司、栗ご飯、

子供が好きな唐揚げ、梨、葡萄、そしてみかんなどなど。

忘れているものもあるでしょう・・。

 

とにかく華やかに時間をかけて作ってくれたものでした。

お正月には大晦日までギリギリまでにしんの昆布巻きを煮込んだり、

丁寧に作っている人でした。

 

それが今では料理をすることもなく、宅食のお弁当にお世話になってます。

ですから、本当に料理を作らなくなったことを聞いて、

母が変化しているということを感じたものでした。

 

母が好きだったものを作って届けてあげたいと思っています。

栗おこわは、母の大好物です。

とても美味しくできました。

今日は母はデイサービスなので、

夜ご飯の一つにしてもらえたらと思って届けました。

きっと忘れてしまうと思うので

昨日、ワクチンを打ってファミレスで食事をしてから戻ってきたら、

ワクチンを接種したことを忘れていました。

認知症であることを否定できない現実でした。

 

ということは、次に会った時に、

「栗おこわ、美味しかった?」

と聞いても、

「え?食べたかな・・??」

なんて言われても不思議ではないのです。

またお願いします!の喜びの声を聞く

子供のようですが、忘れられてしまう前に直接感想を聞く電話をしました。

母を思って作ったことを伝えてみました。

 

「お母さんが好きだから、栗おこわ作ったんだよ~、美味しかった?」

「うん、うん、美味しかった、美味しかった、またお願いします!

ありがとう、ありがとう、ありがとう!」

そんな会話になりました。

とりあえず、食べた感想を聞けてよかったです。

 

もう忘れても構いませんよ。

おわりに

不思議な事に、子供というのは、

やって貰ったことをしたい生き物なのかもしれません。

母が一生懸命に喜ばそうとして料理してくれたことを

かなりの確率でやっている気がします。

子供の小学校の運動会にお重に、

栗おこわ、巻きずし、から揚げ、秋の果物・・。

入れました。入れました。

皆さんも思い当たる事あるのではないでしょうか。

 

私はこれから

「美味しかったよ」を聞きたかったら、

食べた直後に聞くことにするにします。

そうしたら、忘れてしまっても沈んだりしません。

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