老夫婦の愛のかたち

今日は両親を4回目のコロナワクチン接種に連れて行きました

一度コロナに感染している二人ですが、

それとは別に予防接種が奨励されているようです。

私の気持ちより本人の気持ちを尊重しよう

父の希望を聞くと接種したいということでしたので予約をしました。

私個人としては、現在コロナは落ち着いているので

慌てて接種しなくても良いのかなと思っています。

体効果は1ヶ月ぐらいで切れるようなことを言っている方もいました。

しかしどれもこれも確証のない話のような気がします。

4回目打って5回目打って6回目と続く世界になるのか分かりません。

打つのは本人たちですので、

しっかりとした判断能力があり、意識があり、

意思のある父が打ちたいと言うのです。

それを尊重して、打ってきました。

オミクロン株に効果がある、

最新のワクチンと聞いた頃は、喜ばしいことだと思っていた私ですが、

よく分からなくなりました。

私があれこれ考えたり、調べたりしたところで、無駄と思いました。

本人が打ちたいのならば打てば良いという結論です。

老夫婦の愛のかたち

いつも病院というのは混んでいて

9時半の予防接種予約だったのが11時に終わりました。

そのあと、日常の必要な品をあれこれ購入していると11時半を過ぎたので

父がファミレスでご飯を食べて帰ろうと言い、食事をしました。

父は肉を母に食べさせたいようで

リュームのあるハンバーグと鶏肉のとソーセージが乗っている

鉄板プレートを選んでいました。一般にいうグリルです。

なかなかボリューム満点でしたが、時間をかけて母は全部食べきりました。

もちろん父も残さず食べていました。

食事ができるのは元気な証拠です。

 

レストランから車に戻る途中、

父はいつものように母の手を取り歩き出しました。

それがとても感動して何気に写真を撮ってみました。

 

私がイメージした理想の老夫婦が写っていました。

このようにお互いを支え合いながら二人の人生を全うすると言う

理想の老夫婦を身近で見ていることに気がつきました。

私たち夫婦も両親のようにいつまでも慈しみあって生きて行きたいと思いました。

(家で写真をアップした時涙出そうでした)

年を取っても手を繋げる老夫婦になりたい

認知症でも笑顔で今を生きる

実家にもどって、荷物の整理をしました。
4回目コロナワクチン接種の証明書をファイリングしながら、
「お母さん、デイサービスにもワクチン接種したことお知らせの手紙入れておくね」
というと
なんと、
「??ワクチン?私?打ったかなぁ?」と言うのです。
え~~~
「朝からそのために迎えに来て、
待合室で順番随分待っていたんだよ
ハンバーグ食べに行くために私来てないんだからね~」
と言いながら笑ってしまった。
これが認知症かぁ・・・。
父に話すとニコニコ笑っていた。
いつもの事、という感じです。
父が笑うと母も笑う。
「俺がいるから大丈夫だよ」という笑顔を母に返していました。
頑固な父がなんと優しい目をしていた事か・・。
これが老夫婦の愛のかたちなんですね。

おわりに

年を取っても手を繋げる老夫婦になりたいと思っていた私。

なんと、両親が目の前でその姿を実情として見せてくれていました。

一度、老健に入所させた時、泣きながら父は戻してくれと数日で訴えてきました。

さびしくて、悲しくて仕方ないというのです。

俺が見るから、戻してくれと後悔していたのです。

それからもう一年以上経ちました。

ゆっくりと2人の時間は流れて、ギリギリ現状維持しています。

なるべく長くこの穏やかな時間を楽しんで貰いたいと思います。

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