天才的に私が気が付けばよかったのです

無事、父の薬とインスリン注射一式の付属の物品を

手に入れて戻りました。

 

それが・・・

とてつもない混雑で忍耐の3時間半となりました。

早く帰れると期待したけど大外れ

父がコロナ感染で自宅療養期間の為

元気であっても来院できません。

毎日の血糖値の記録と

ペットボトルに入れた毎日の使い捨て針などを持って行きます。

 

本人不在なので、

血液検査、尿検査、体重測定などは

省かれるので、意外と早く順番が来るかもしれない?

朝一番の9時半の予約時間の枠ですし、期待しました。

 

次回までの薬と予約日を決めるだけ

そう思っていたのに

なかなか呼ばれない事に

文句のような事を口に出してしまいます。

無意識に出る言葉はこの3つの繰り返し。

「遅い」

「人が多い」

「疲れた」

 

口にしたらイケナイ、と思っているのに

気が付いたら言っています。

 

・「遅い」

「私は薬だけのはずなのに酷い」という気持ちがありました。

 

・「人が多い」

他科も連なっているので、

ざっと70人以上はいるのではないか?

ソーシャルディスタンスってどうなったの?

というボリュームに息苦しさを感じます。

 

本当に計画的に予約を取っているの?

という疑心暗鬼と

人が行き来しない通路まで離れ、

密にならないように個人努力していました。

 

・「疲れた」

人が多過ぎ対策をして

3時間以上座れずに立っていたからです。

 

何度も何度も無意識に口に出てしまいました。

そのたびに、

先生も一生懸命なはずなのに

私は愚痴ばかりなのか・・・。

と勝手に落ち込みました。

 

先生は丁寧なのだ、

だから一人当たりが時間がかかってしまうのだ

丁寧な先生が主治医でラッキーなことではないか?

など、慰めながら待ちました。

 

しかし、さすがに12時半を過ぎた頃

受付の人に声を掛けました。

 

「私は9時半の予約出来ましたが、

今回は本人がいないので、

薬と次回の予約時間を取るだけだと思うのですが

まだでしょうか?」

 

「ちょっと人が多いですよね。

予約枠に人を入れ過ぎってことありませんか?」

 

(・・最後の一言、余計な事言っちゃいました~)

 

すると

「本当ですね・・・

実は今日はスタッフがお盆休みを取っている人や

先週お休みを先生が取られて、

今週に患者さんが入ったりしてますし、

逆にお盆明けで

来る患者さんが多くなってしまいました。」

 

なんと、

あれ程予約に厳しいのに~

と思いましたが、

実態を知らずに文句ばかり言っていた自分が恥ずかしい

確かにお盆休みのあれこれはあるでしょう。

お盆ですよ、お盆、日本中お盆でした。

大学病院は曜日ごとの先生システムです。

週一度しか会えない先生となると、

患者とのバランスが狂いまくることはある!

 

天才的に想定できて、

気が付いていれば

回避できたかもしれない。

 

もっと別の日を指定出来たら

そもそも巻き込まれなかったかもしれなかったのです。

そう、予約の段階で

私が天才的に気が付けばよかったのです。

 

受付に話してから

次に呼ばれました・・・。

(もっと早く言ってみたらよかったのだろうか・・)

一番疲れていた人

血糖値の安定が素晴らしく、

もうこの大学病院は卒業のようなことを言われました。

今日は、口数が極端に少ない事から

先生のお疲れがみえました。

 

私は疲れた疲れたと口走っていましたが

本当に疲れているのは誰だったか知りました。

 

先生はお盆のしわ寄せによって

倍以上の人を診ていたのでしょう。

頭が下がります。

 

「落ち着いてくれたので、

ご近所の病院で診て貰っても大丈夫だと思いますよ、」

となりますね。

 

(心の中のつぶやき)

了解致しました。

ここまでして頂けたので、

次回本人を連れてきて、

問題なかったら開業医さんを探します。

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