数年前のワイドショーで見た話を思い出しました。
鳩に餌をやっている人がいるためにその糞公害に悩まされているという話です。
野鳥と距離を取る必要性を知る
鳩の糞は体に悪いと言う話は有名です。
鳩の糞にはさまざまなウィルスなど病原体、カビなど含んでいて
人間の体の中に取り込むと大変と言われています。
ただ、そこを通っただけで被害にあってしまう事故のような物と言えます。
特に、それは糞が渇いて風によって空気中に舞ってしまえば
息をするだけで、その糞を吸い込んでしまい、肺の粘膜で増殖するというパターンです。
考えるだけで嫌な気分になります。
今は、公園や仏閣でさえ、鳩が集まらない努力をしている時代です。
愛好家はどこまでゆるせるのか
動物が好き、猫が好き、犬が好き、鳥が好きと愛好家はどの分野にもいます。
ペットを飼う事はすでにその生き物の愛好家です。
動物は可愛く、素晴らしい。愛すべき存在です。
しかし、モラルを超える独自路線の可愛がりは迷惑になる事があります。
鳩にしても、可愛いからと餌付けして沢山の鳩を集めてしまうという老人の話を
ワイドショーで見たことがあります。
糞公害に近隣の人は困っているという内容でした。
「可哀そうだから」「可愛いから」餌をあげているようでした。
しかし、日本野鳥の会に所属する夫からすると
「野鳥に餌をやってはいけない、
あげて良いのは環境破壊によって餌が無くなってしまっている生き物だけだ」
というと思います。
カラスの群がる家が不気味過ぎる
私達は、車で30分ほど離れた広い運動公園に
ウォーキング&バードウォッチングをしに行く事があります。
そこは、森のように木々が植栽され、緑豊かな大きな公園です。
広大な公園は、走る人、歩く人、ドックランで遊ぶ人、人工池やその沢を散歩する人、
野鳥観察する人など多くの人が集う憩いの場所です。
私達が住宅街に接する公園の外周を歩いていると、
違和感がある場所がありました。
ある家を取り囲むように30羽程カラスがいるのです。
カラスは至近距離で見るととても大型です。
鷹類に近い大きさです。
その数は見たことない数で恐怖さえ感じます。
カラスはある家に執着があるように見えました。
まるで時代劇でありそうな、死人に集まるカラスのように見えます。
まさか、誰か亡くなっている家なのでは??とさえ思えます。
怖いですよね。怖すぎます。
カラスを集める家がお隣だったらどうしますか?
もう随分前からあのような感じなので、隣の人が気が付かないことは有り得ません。
死人はいないと思います。(多分)←怖っ
今日はちょっと怖いですが、我慢して観察してみました。
すると、プランターをつついているのが気になりました。
数羽ですが、ちらちらとその並んでいるプランターをつつきます。
まさか、餌付けしている!?
え~~~~
なんと、もしもそうだとしたら、故意に呼んでいることになります。
カラスですよ、カラス。あの大きなカラスが30羽ですよ。
信じられません。
しかし・・・
世の中と言うのは本当に色々な人がいるのかもしれません
夫が言うには、「私達がシジュウカラやカワセミが可愛いと思うように、
カラスが可愛いと思う人がいるかもしれない、多分いるんだよ。」
と言う言葉に納得します。
月刊誌か週刊誌か忘れましたが、
カラス愛好家用に雑誌が発行されていると言います。
私が可愛いと思うものと、別の人が可愛いと思うものは必ず同じではないということ。
私と夫はたまたま同じであったが、全ての人と同じではないです。
それにしても・・・。
害鳥と言える部分を持っているカラスを30羽呼び、
餌をやり続けるそんなお隣さんを持ったら大変です。
そういう意味で、そのカラス大好きさんと同じ好きではないお隣さんは地獄です。
もしもそのお隣さんもカラス大好きだったら?
・・・と言う話じゃないです。
近隣の迷惑です。
他人に悪影響を与える事は許されないし、真の愛好家ではない
小さな子供も遊びに来る公園に
カラスを集めるとはどういうことか?
あの大きな口ばしでつつかれたらどうするつもりなのでしょうか。
鳩に餌をあげる老人と同じです。
「私はこの可愛い生き物を世話をしている、文句あるのか?」
という感じでしょうか。
野鳥と人間は距離を取る必要があります。
それが野鳥を愛するルールです。
どうか、自分勝手な間違った思い込みで
自然の調和を崩して公園の平和を乱さないで欲しいです。
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