ご近所の住人は、引っ越し前でも「選べない環境」と言える

25年以上前に新興住宅街で私達は家を建てました。

ご近所の人も年を取ってきて成熟した町といった所です。

勿論引っ越しされて行ったご家族もいるし、最近引っ越して来た方もいます。

ご近所付き合いは、子供が大きくなると段々疎遠になりやすくなります。

プライバシーを守りたいという思いが、あまりベタベタした関係性になりませんでした。

黙って収穫の野菜をお裾分けしてくださいます

今日は燃えるゴミの収集の日で、出しに行こうと玄関を出ると、

軒下に立派なゴーヤが縦に一本立て掛けてありました。

我が家の回覧仲間からのお裾分けだとすぐに分かりました。

朝一番で家庭菜園の野菜を収穫し、分けて下さったようでした。
暑い中の畑仕事大変だった事でしょう。

お元気で何よりです

その畑仕事をされているのは主に旦那さんですが、年齢は80才近くでしょうか。

私の父は84才になりましたが、すっかり糖尿病患者となり、家の中でテレビを大音量で楽しむのが日課です。

大音量なのは、父はほとんど右耳の聴力がありませんし、左も良く聴こえません。

ですから、会話もとても大きくなるし「はぁ?!」と話すたびに聞き返しの声をあげます。

そんな会話は本当にお互いストレスとなります。

お元気で体を使い、大好きな家庭菜園を続けられる姿に両親を重ねてしまいます。

健康は素晴らしいです。
健康あっての楽しい暮らしです。

こちらも以前頂いたトマトときゅうりです。
丹精込めたお野菜をご近所にもお裾分けしてくださいます。

以前、奥さんが「野菜作りがしたくて畑を借りてやっている」と言っていました。

「旦那の老後の楽しみで道楽だ」と言っていました。

素敵ですね。
冬にはほうれん草や白菜を玄関先に黙って置いて行って下さるのです。

まるで昔ばなしの傘地蔵が置いて行ってくれたような感覚になる時があるのです。
ごんぎつねが魚を置いて行ってくれたような?

しかし、私は何もしていないのです。
全く普段会いませんし、会話もする機会もありません。

ただ、ご近所と言う理由だけです。
有難いことです。

「ご近所の住人は環境である」と言える

ニュースでは、子供の泣き声がうるさい!とか
大声がうるさいとかで、トラブルがあると言います。

ゴミ捨てにしてもトラブル・・。
いくら言っても分別せずに捨てる、日にちもデタラメというトラブルあると思います。

そういう意味で、ご近所というのは「住むうえでとても大きな環境である」とも言えそうです。

しかしそれは、引っ越しする前に分からない、選べないというベールに包まれた環境です。

陽のあたりや道路に面しているか?駅まで歩けるか?学校までどのくらいか?

それらは決定する前にわかるのですが、住人の性格など運任せです。

一旦固定されたメンバーは、そうそう変わらないという性質もあり、

暮らしのクォリティが変わる重要部分かもしれません。

そういう意味で、とても有難いご近所さんに恵まれていると感謝しないといけません。

今夜は感謝のゴーヤチャンプルーと決まりました。

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