介護を労ってくれる夫とカフェ

父が入院している間、要介護2の母との生活の間、ちょこちょこと夫はカフェへ息抜きに連れ出してくれていました。

リフレッシュの本格自家焙煎珈琲店

いつも気軽に行くチェーン店のカフェも良いですが、
自家焙煎の珈琲専門店に久し振りに行きました。
実家と我が家の中間くらいの位置にあるお店です。

沢山のコーヒー豆の種類からオーダー出来る本格的なお店です。
器はその人に合わせているのか、みんな違ってサービスして下さいます。
私達に出てきたのはロイヤルコペンハーゲンでした。

シュガーポットのロイヤルコペンハーゲンは製造されていないブルーフラワーです。
我が家にカップがあります。
ミルクピッチャーはリチャードジノリ。これもカップを持っているので気づきました。

全て同じシリーズで揃えると、フォーマル的で緊張感が出ます。
こだわり過ぎないカジュアルさがリラックスして楽しむのに良いと思います。

それでいて高級ブランドのシリーズでのサービスは、
特別なおもてなしをされている感じで嬉しいです。
こだわりの珈琲専門店ではよくありますが、久し振りで新鮮でした。

チェーン店とはひと味ちがう雰囲気もでます。
焙煎から手掛ける専門店ならではの丁寧なコーヒー豆の特徴を説明を受け、
やはり単独の豆で飲む時は、酸味が苦手な私にはブラジルなんだなぁ・・。
と味わいながら再確認しました。

自分の感覚と説明が一致し、ブレンド以外の時は迷ったらブラジルにしようと思いました。

夫からのお疲れ様会

夫が転職が決まった時、夫とその職場の位置を確認しに行ったことがありました。
夫は自分の働く場所がどこにあるのか、妻に見せて安心させたかったようでした。
重要都市でもあるので、当然ですがとてもお店が多く、賑わっていました。

夫は私に、これからはもっと外食して食事作りから解放したい。夜はもっと外で食べよう。仕事が終わったら待ち合わせしてこっちで食べよう。と言ってくれていました。
心の中で、それは無理でしょう・・食事作りから解放なんて・・。
と思いましたが、夫のそれが私にしてあげたい事なんだという気持ちが嬉しかったです。

どれだけの奥さんが同じような言葉を貰ったことがあるのだろう。もしかしたらかなり恵まれている関係性なのかもしれない、熟年離婚も実際あるのです。
そう思うだけで有難く幸せな気持ちになりました。

しかしこの1年コロナがどんどん状況が悪くなったので、わざわざ電車に乗って夫の職場近くに出向いて食事をするような事はできませんでした。

しかし、夫はそのことを覚えてくれていたのです。

「会社の近くに本格的なイタリアンが出来たから行ってみよう。
予約してあるんだよ。
介護と病院通い大変だったね。
会社帰りに待ち合わせしてお疲れ様会やろう。」と言ってくれたのです。
デートのような待ち合せ方に、嬉しくて早めに到着しすぎてしまいました。
でも近所にはない百貨店をはじめとした名店を見るだけでも楽しい気持ちでした。
そして、近所ではなかなか使えない、頂きもののギフトカードで衣服を購入できて大満足でした。


お店は夫の職場の裏から本当に目と鼻の先でした。
まっすぐ帰って来る夫が想像出来ました。

早速、リザーブ席でノンアルコールで乾杯して、
チーズ好きな私は水牛のチーズをたっぷり頂きました。


それからお目当てのマルガリータ、美味しかったです!
実はテレビで、ピザとピッツァは別物だ、という口論を見ていて、確かにデリバリーのではなくて、窯焼きの方が美味しいなぁと言っていたからこのお店に決めたのだろうと想像して笑いがこぼれました。
夫は本当によく覚えてくれているし、喜ばせてあげたいという気持ちを持ってくれています。

 


お店オリジナルはどんこが乗っていました。

お酒が2人とも強くないのでお洒落なバーが整っていましたが、お店を出てカフェでゆっくりしてから帰りました。

最近色々ありましたが、夫はいつも見守ってくれています。改めて感謝を感じる1日でした。

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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